トリミングサロンのカウンセリングについて。仔犬編。

この記事は、全4回シリーズの第1回です。

目次

leafdogでは、カウンセリングをとても大切にしています

leafdogでは、トリミングの前に必ずカウンセリングを行っています。基本的にお伺いするのは、犬種・年齢・性別です。しかし、当店ではそれだけにとどまりません。年齢によって伺いたいことが異なります。

今回は、仔犬(生後約6ヶ月まで)のカウンセリングについてお伝えします。


仔犬のカウンセリングで伺いたいのは、大きく2つ

仔犬のカウンセリングでお聞きしたいことは、体調についてトリミングの経験についての2つです。


①体調について

仔犬は体調を崩しやすく、免疫がまだ安定していません。そのため、感染症のリスクにも注意が必要です。

具体的には、以下のことをお伺いしています。

  • 咳をしていないか
  • 下痢をしていないか
  • 食欲が低下していないか
  • お迎えしてから、病院にかかったことはあるか

これらをお聞きすることで、そのわんちゃんの状態をしっかり把握したいと思っています。


②トリミングの経験について

体調と合わせて、トリミングの経験についてもお伺いします。

  • おうちにお迎えしてから、トリミングサロンに行ったことはあるか
  • お迎えからどのくらいの期間が経過しているか
  • 私たちに気をつけてほしいことはあるか

お話を聞きながら、休憩を多めに入れたほうが良いのか、どのように接したらよいのかを考えています。


カットご希望の場合

カットをご希望の場合には、カットの内容もお伺いします。

仔犬は、まだ大人の被毛に生え変わる前の段階です。そのため、大人のカットスタイルをそのまま当てはめることが難しい場合があります。しかし、将来的にどんなスタイルにしたいかを教えていただけると、とても嬉しいです。一緒にイメージを育てていきたいと思っています。


仔犬の成長段階を知っておいてほしい

カウンセリングと合わせて、仔犬の成長段階についてもお伝えしたいことがあります。

仔犬は生まれてから、新生子期・移行期・社会化期・若齢期・成熟期を経て、成犬期へと移行していきます。

ペットショップの店頭に並ぶ時期は、多くの場合社会化期にあたります。この時期は好奇心が旺盛で、怖がるよりもチャレンジしたいことがたくさんある状態です。しかし、おうちにお迎えしてワクチン接種がすべて終わる頃には、社会化期が終わり**若齢期(思春期)**に入っていることがほとんどです。

この時期になると、警戒心が増し、緊張したり不安になったりすることが多くなります。つまり、初めてのトリミングサロンを経験するタイミングが、ちょうど思春期と重なることが多いのです。


だからこそ、初めてのトリミングは慎重に

そのような背景があるため、緊張しながらトリミングを受ける仔犬はとても多いです。初めてのトリミングで嫌な刺激が多すぎると、疲れてしまうことがあります。そのため、leafdogでは休憩を多めに取ったり、保定するスタッフを加えて2名で対応することもよくあります。

わんちゃんが安心できるように、さまざまな工夫をしながら対応しています。おやつをお店でも食べられるくらいの気持ちの余裕があると、とても良い状態です。しかし、食べられないほど緊張しているときは、私たちも慎重に進めます。


飼い主さまへのお願い

来店の際に、以下のものを持ってきていただけると嬉しいです。

  • 食べ慣れたおやつ:知らないお店でも、好きなおやつがあると不安が和らぎます
  • わんちゃんの匂いがついたマットやタオル:慣れた匂いが安心感につながります

また、トリミングから帰ったあとは、わんちゃんをしっかり休ませてあげてください。体調の異変があれば、ぜひ私たちに教えてください。次回のトリミングプランを一緒に考えたいと思っています。


レジリエンスを育てるトリミングを目指して

とはいえ、わんちゃんにはレジリエンス(回復する力)があります。さまざまな刺激の中でも「大丈夫だった!」という経験を積み重ねることで、心が育っていきます。

良い経験も大切ですが、大変な経験を乗り越えられる力を育てるトリミングができればと思っています。初めてのトリミングは、わんちゃんの一生に関わる大切な体験です。だからこそ、私たちも真剣に向き合っています。


次回は、成犬(7ヶ月〜10歳未満)のカウンセリングについてお伝えします。どうぞお楽しみに。


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