優しいドッグサロンの選び方④(最終回)。シニアになっても通えるお店を選んでほしい。

サロン選びシリーズ、最終回です
サロン選びのポイント、今回が第4回・最終回です。今回のテーマは「シニアになっても通えるお店かどうか」です。
実際にあった、悲しい出来事
仙台で17年間お店をやっている中で、飼い主さまからこんなお問い合わせをいただいたことがあります。
「ずっと通っていたトリミングサロンに、年齢を理由に断られてしまいました」
その言葉を聞いたとき、胸が痛くなりました。長年一緒に通ってきたお店に、ある日突然「もう来られません」と言われてしまう。そのときの飼い主さまとわんちゃんの気持ちを想像すると、とても悲しいことだと思いました。
なぜシニア犬を断るお店があるのか
シニア犬になると、さまざまなリスクが出てきます。
- 体調が不安定になりやすい
- 関節や体に痛みがあり、トリミングを嫌がるようになる
- トリミングの負担で、疲れ果ててしまうことがある
そのため、シニア犬のことを深く理解していないお店にとっては、「リスクが高い」という判断になってしまうようです。
確かに、シニア犬のグルーミングには難しさがあります。安全に配慮しながら行うためには、知識も経験も必要です。若いスタッフばかりのお店には、荷が重いかもしれません。しかし、だからといって長年通ってきたわんちゃんと飼い主さまを突然断ってしまうことが、本当に正しいことなのかと疑問を感じます。
シニア犬に対応できるお店かどうかの見極め方
では、シニアになっても通い続けられるお店かどうか、どうすれば見極められるでしょうか。
ひとつの目安は、シニア犬への対応メニューがあるかどうかです。たとえば、短時間で終わるメニュー、飼い主さまと一緒にトリミング室に入れるかどうかなど、シニア犬の負担を考えた選択肢があるお店は、それだけシニア犬のことを真剣に考えているといえます。
また、シニア犬を担当できる経験豊富なスタッフがいるかどうかも大切なポイントです。若いグルーマーさんにシニア犬を任せることは難しい場合もあります。しかしそのお店に、シニア犬に対応できるグルーマーがいるということは、そのお店の技術力と信頼性のひとつの指標になります。
飼い主さまへ、シリーズを締めくくるメッセージ
全4回にわたってお伝えしてきた「優しいドッグサロンの選び方」、最後にひとつだけお伝えしたいことがあります。
できれば、わんちゃんが若いうちから、長く通い続けられるお店を選んでほしい。
わんちゃんとお店の関係は、一度や二度のグルーミングで築けるものではありません。回数を重ねるごとに、グルーマーはそのわんちゃんの性格や体の特徴を知り、わんちゃんもお店に慣れていきます。その積み重ねが、シニアになったときに大きな安心につながります。
若いうちから通い続けてきたお店だからこそ、シニアになっても「あの子のことをよく知っている」グルーマーがいる。そんな関係を、leafdogでも大切にしていきたいと思っています。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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