優しいグルーミングとは何か②。犬の感情を読み、戦略的に触れること。

この記事は、全2回シリーズの第2回です。

目次

セミナーで受けた、ある質問

以前、プロ向けのセミナーを行っていたときのことです。

「犬が嫌がっているかどうかは、何で判断するのですか?」

そう聞かれた瞬間、少し驚きました。私にとって当たり前にやっていたことが、伝わっていなかった。犬の感情を読むことが難しいグルーマーがいるということを、そのとき初めて実感しました。それからセミナーでは、何を気をつけて見れば良いかを、丁寧に伝えるようにしています。


犬の感情を読む、2つの視点

犬の感情を読むポイントは、全体のボディランゲージと細部のボディランゲージを行き来しながら見ることです。

たとえば、わんちゃんが座っているとします。でも、どのように座っているのか。どの向きを向いているのか。体の筋肉に緊張はあるか。

さらに細かく見ていきます。

  • 視線や鼻先はどの方向を向いているか
  • 口の表情はどうか
  • 尾や四肢はどうか

こうした全体と細部を行き来しながら、私たちの動きに対してボディランゲージがどう変化するかを観察します。


「戦略的に触れる」ということ

トレーナーさんから教わったことがあります。

何回触るか。何秒触るか。どのくらいの距離から触るか。これらの情報をよく観察することが重要だと。

その学びから、私たちはわんちゃんに触れる時に「戦略的に触れる」ことを意識しています。いつ触れるのか。いつ触れないのか。そこまで考えながらグルーミングをしています。


優しさの押し売りにならないために

「優しくしてあげているのに、なぜ嫌がるのか」と感じたことはありませんか。

それは、人間の視点での優しさを押し付けてしまっているのかもしれません。なぜ撫でてあげているのに嫌がるのか。人間の目線で考えると、そう感じてしまいます。しかし犬の視点で考えると、答えが変わることがあります。

優しさの押し売りにならないように。犬の視点で考えられるグルーマーでありたい。その思いが、leafdogのグルーミングの根っこにあります。


📌 関連した記事はこちら

Dog salon leaf dog
〒980-0012
宮城県仙台市青葉区錦町1-10-11
勾当台上杉通りビル1階
電話:022-399-7631

目次