優しいグルーミングとは何か①。私たちが問い続けていること。

この記事は、全2回シリーズの第1回です。

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「優しいグルーミング」とは、何だろう

この問いを、私は常に自分自身に投げかけています。

わんちゃんへの負担とは何なのか。その負担をゼロにすることはできるのか。100点のグルーミングとは何なのか。答えが出ないまま、それでも問い続けています。きっと、この問いに終わりはないのだと思っています。


おやつや撫でることが、良い印象をつくる

行動学の学びの中で、わんちゃんに良い印象を与えることの大切さを学んでいます。

おやつや撫でることで、わんちゃんにとってケアがポジティブな体験になっていく。そうすることで、次第にそのケアを受け入れてもらえるようになる。頭ではわかっていても、実際にやり続けることの難しさを、日々感じています。


思春期になると、過去の経験があっても警戒することがある

どうしても、思春期に入ると警戒心が強くなる時期が来ます。

過去にどれだけ良い経験を積んでいても、その時期になるとケアを警戒して過敏に反応することがあります。そんなとき、私たちにできることは何か。それは、「このケアは痛みがないこと」「危険ではないこと」をわんちゃんに伝えながら、丁寧に進めていくことだと思っています。


怖がらせないために、何ができるか

人間も同じです。怖いと感じたとき、危険を感じたとき、強い緊張や逃避が起きるのは本能的なことです。わんちゃんが怖がるのも、まったく同じ。だからこそ、怖がらせないように接することが大切なのです。

では、具体的にどうするのか。

たとえば、わんちゃんに近づくスピードが早すぎると、何が近づいてくるのかわからないまま警戒してしまいます。また、足を強く握られれば怖いのは当然です。さらに年齢を重ねると、関節に痛みが出てきます。人間と同じように、曲げ伸ばしが難しくなることもあります。

こうした一つひとつに、目を向け続けることが、優しいグルーミングへの道だと思っています。


次回は、わんちゃんの感情をどう読むか、そして「戦略的に触れる」とはどういうことかをお伝えします。どうぞお楽しみに。


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