leafdog開業の理由と、この名前に込めた想いのこと。

この記事は、全4回シリーズの第2回です。

leafdog開業の理由は、ずっと心の中にありました

leafdogを開業した理由を、一言で言うなら「自分の想いを形にしたかったから」です。

中学生の頃から、独立心が強い子どもでした。早く自分で働いて、自分の力で生きていきたい。そんな気持ちをずっと持っていました。トリマーを目指すようになってからも、「いつか自分のお店を持ちたい」という思いは、頭の片隅にいつもありました。


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組織で働く中で感じた、もどかしさ

専門学校を卒業してからお世話になったお店では、たくさんのことを教わりました。そのことには、今でも感謝しています。

しかし、働く中でこんな気持ちが生まれることがありました。

「もっとこうしたら、ワンちゃんにとって良いんじゃないかな」 「こうなったら、もっと良くなるんじゃないかな」

そういった想いが出てくるたびに、思い通りにならないもどかしさを感じていました。組織の中で働くことが、自分にはあまり向いていなかったのかも知れません。自分の想いを形にできる場所を、どこかで求めていたんだと思います。


心が折れそうになった時期のこと

社会人になってから、心に大きな負担がかかった時期がありました。

考え方の違う人たちが集まる中で、理不尽なことがあったり、自分の思い通りにならないことが重なったりしました。そういったことは、社会に出れば誰にでも起こることです。でも、私はどうにもそれらをうまく消化することができませんでした。

その結果、摂食障害になり、食べることが難しくなりました。鬱と診断され、入院をしたこともあります。

それでも、トリミングという仕事だけはやめませんでした。

他のアルバイトも試してみましたが、やっぱりしっくり来なかった。犬をきれいにすること、犬のそばにいることだけが、私にとって「自分らしくいられる場所」でした。


「葉っぱ」という言葉が、心に届いた日

苦しい時期を過ごしていた頃、カウンセラーの石川先生とのセッションの中で、こんなイメージが浮かびました。

社会というのは、大きな木のようなものかも知れない。

大きな幹は、一つの概念や信念、価値観の柱のようなもの。そこから枝が分かれて、枝の先にたくさんの葉がつく。それらの葉は、木によってつながっている。

私も葉っぱ。犬も葉っぱ。それぞれの葉っぱが、共に暮らすことができる。

そのイメージがとても心に響いて、「1枚の葉っぱの犬を大切にしたい」という気持ちから、leaf dogという名前が生まれました。


おわりに

leafdogを始めたのは、華やかな動機からではありませんでした。苦しい時期があって、それでも犬と関わることだけは続けて、ようやくたどり着いた場所です。

だからこそ、ここに来てくださるワンちゃんとお客さまのことを、1枚1枚の葉っぱのように、大切に向き合いたいと思っています。

次回は、leafdogのトリミングへのこだわりと考え方についてお話しします。どうぞお楽しみに。

この本のように、人も犬も一緒の木で人生を共にすることができたら幸せだな♡

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