プレッシャーの中で、自分に勝てるか ― 世界大会への挑戦

アメリカのグルーミングコンテストへチャレンジ

アメリカ・パサデナで開催された
Groom Expo West に出場してきました。

この大会はアメリカ国内でも規模の大きいグルーミングコンテストの一つで、カナダ、メキシコ、韓国、日本など、さまざまな国からトップレベルのグルーマーが集まります。
まさに“世界の戦い”といえる舞台です。


目次

上級クラスで戦うという選択

今回、私はプードルとビションの2クラスにエントリーしました。
そして、いずれも上級クラスでの挑戦です。

アメリカのコンテストは、技術レベルによってエントリークラスを選択できます。
私は一昨年まで中級クラスで出場していましたが、昨年から上級クラスへ。

それは、
自分のレベルを過小評価せず、
より高い次元で戦いたいという思いからです。

上級クラスは当然ながら評価基準も高く、戦いは厳しくなります。
しかしその厳しさこそが、自分を押し上げてくれると感じています。


勝つこと以上に問われるもの

上級クラスで戦うことは、単に「入賞を目指す」ということではありません。

プレッシャーの中で、
自分の技術を信じ、
冷静に判断し、
最後まで集中を保てるのか。

つまり、
自分との戦いに勝てるかどうか が問われます。

ジャッジは世界的に著名なグルーマーが2名体制で担当します。
そのような方々に審査していただけること自体が、大きな学びです。

さらに、コンテスト終了後に直接批評をいただけることも、この大会の醍醐味です。
自分では気づけない視点を与えていただける貴重な機会になります。


結果と手応え

今回は残念ながら入賞には至りませんでした。
世界の舞台で上位3名に入ることは、やはり簡単なことではありません。

しかし、確かな手応えがありました。

自分の課題が、より明確になったのです。

私はコンテストでいつも
「自己ベストを更新すること」
を目標にしています。

順位よりも大切なのは、
自分が感じている課題に向き合い、
それを乗り越えられたかどうか。


今回の課題

今回の私の課題は、
カットの工程の中で慌てず、一つひとつを丁寧に積み上げることでした。

スピードと完成度の両立。
焦りが出た瞬間に、精度は必ず下がります。

世界レベルの舞台だからこそ、
「丁寧さ」と「冷静さ」がより強く求められると感じました。


この経験をどう活かすか

コンテストはゴールではありません。
学びを持ち帰り、日々のサロンワークに還元することに意味があります。

世界基準での評価、
自分自身との対話、
そして見えてきた課題。

それらを積み重ねながら、
より高い技術と、より安心できるグルーミングを
お客さまとわんちゃんに還元していきたいと思います。

大会公式写真
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